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コロナウィルスで外出が自粛されて2週間ほどが経つ。

芳しい花の季節だが、

見えないウィルスが相手では、

必要以外の外出をせず自他の為に静かに過ごす事が、

医療従事の方の負担を増やさず

私たちにできる貢献になる。

 

このウィルス明けの頃には

“ビフォーコロナ・アフターコロナ”と言う位に

大きな差異が起こるのは必至なので、

その時スタートダッシュを切れるよう

今を準備期間に充てたい。

 

そこで、この期間に皆さんにしてほしいことがある。

 

それは、自分自身と繋がる事である。

 

誰もがこの社会で暮らしていると

場面によって役割を演じている。

 

家族の中では父、親族の中では一族のまとめ役、

地域のリーダー、会社では社長、趣味では陶芸作家…など。

何の役割もない一個人としての場や時間は、

意外に少ないだろうと思う。

 

だからこそ、

役割を外した一個人として自分と向き合う事が

この時期特に重要な課題となる。

 

『本当に好きなものは?!』

『本当に必要なものは?!』

 

これがその答えを見つける第一歩の質問。

自身に問いかけて、4月中に一度答えを出してみてほしい。

「環境」とはあらゆる空間が集積してそう呼ばれている。

 

例えば、

自身の体内空間

心の空間

実際の住空間など

形あるものから見えないものまで、

自分を取り巻く繋がった環境として捉える。

 

かつての体験だが

私は24歳の時にムチウチで1年間病院通いをして、

その後も暫く後遺症に悩まされた。

痛みと吐き気、食欲不振やめまい頭痛など

薬の副作用もあって、事故直後の1ヶ月で10kg体重ダウン、

自律神経失調症で死への強迫観念が起こるようになっていた。

 

眼に映る景色もグレーで、

未来への希望は別世界へ消え去ったようだった。

痛みが突然襲って来るので、日常生活もままならず

全てが断絶した感覚。

 

この体験は事故によるものだが、

今回のウィルスに関しても経済、人間関係や社会の一部に

同じような小さな断絶を感じてしまう。

 

そうならぬよう外との繋がりを強めるためにも

自分自身と繋がる事がとても大事になる。

 

心、頭の中、体の中、精神、環境、時間、言動、行動

 

これらを一貫した流れにするには

他人軸や外の要因で物事を決定する環境にいる場合、

易しい事ではない。

 

例えば会社の中で自身の判断を必要としない

請負業務の場合には、自発的に動きにくい。

 

でも、この作業をきちんと向き合ってやることで

必ず「制限を掛けない本当の自分の声」が浮上して来る。

 

まず、毎日15分時間をとって3日続ける。

 

その際に頭に浮かんだことをノートに取る。

疑問や意図せぬ言葉も出るのでそれらを全て記載して

ひたすら3日刻みを繰り返して継続してみる。

 

ひと月経って最初から見ていくと

面白い自分が見えて来るのでやってみてほしい。

 

次回は、食べる事で繋がる

体内空間について話そうと思う。

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